中国でふと見かけた南澗茶廠のプーアール餅茶。

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見慣れた包み紙には、1985年創業と印刷されている。
「南澗茶廠が1985年に創業したことなど もうとっくに知ってるよ。」と、プーアール茶ファンなら言われるでしょう。でも余り知られていないのが、’01年、もしくは’02年に経営者が変わり、民間の工場になったこと。

以前、このページに紹介したことがあるかも知れませんが・・・
日本人の感覚では、経営者が変わっても、同じ名前の工場(会社なら)、すべてを引き継いで、同じ質のプーアール茶を生産していると思いがちですが、引き継がれたのは有名になった『土林碑』の包み紙と、会社の名前だけ、生産されるのは以前とは全く質の違うプーアール茶。と、中国の人なら誰でも知っていること。

このプーアール餅茶、あちこちの茶葉を寄せ集めて造った質の悪いプーアール茶だと言うことは、中国のお茶屋さんでも知っていること。どうして質が悪いと知っていながら 販売するのかとたずねてみると、プーアール茶を飲みたくても 高価なプーアール茶を買えない人の為、だとか。

中国でも 金融危機と言う言葉が、日常会話の中に よく使われる今日この頃、高価なプーアール茶や鉄観音等は、余り売れず この安いプーアール茶(見かけがプーアール茶)だけが売れていると言っても過言ではない。プーアール茶を飲むと言うより お湯を飲むより味の付いた物を飲むと言う感覚かも知れない。

このようなプーアール茶でも 日本で販売すれば、『土林碑』の包み紙に引かれ 試飲もせず購入する人がきっといる。
経営者が変わってから、あの有名な鳳凰沱茶も 全く質の違う沱茶になってしまいました。くれぐれも包み紙に騙されませぬように。

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これは、経営者が変わる前の工場で生産された質のいい鳳凰沱茶。当店で販売中の’93年に生産された鳳凰沱茶、今となっては入手の方が難しい。

南澗茶廠に限らず、どのプーアール茶工場も、民間のプーアール茶工場になってからは、国営のプーアール茶工場だった頃のように 質のいいプーアール茶は、生産されていない。

あの有名な孟海茶廠のプーアール茶なら大丈夫と、試飲確認もせず1枚買いしていませんか?孟海茶廠のプーアール茶でも安心して飲めるのは、プーアール茶工場が国営だった頃のプーアール茶。民営化されてからのプーアール茶、なかなかお勧め出来る物が見つかりません。

もう聞き飽きた、と言われるかも知れないけれど、プーアール茶の購入、必ず試飲確認を。


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